舞台【 ケンジトシ 】中村倫也 / 劇中に出てくる宮沢賢治の作品や用語 説明(ネタバレあり)

『 ケンジトシ 』に出てくる用語解説について

舞台『 ケンジトシ 』が、東京会場はシアタートラムにて、大阪会場はサンケイホールブリーゼにて、2023年2月〜3月にかけて公演。

中村倫也演じる宮沢賢治と、黒木華演じる妹のトシの物語。
ケンジとトシの心のふれあいを描きながら、イシワラとホサカがケンジを観察・調査し、トシがケンジの思想や心について、解釈を述べ3人が対話する形で話は進みます。

宮沢賢治の童話や詩には、法華経の教えが深く関わっており、劇中にも仏教に関わる用語がたくさん出てきます。
また、ケンジやトシ、それからコロスの朗読や歌によって、宮沢賢治の詩や童話もたくさん登場します。



舞台は ” 理解するもではなく、感じるもの ” ではあります。
が、この記事では、中村倫也がカンパニーの皆さんとともに描き出すケンジの世界に、少しでも深く触れたい、と思った筆者が自身で調べた用語や、宮沢賢治の描いた物語について書いていますので、舞台の参考に、気軽な気持ちでご覧ください♫

※ 筆者は、仏教の専門家でも、宮沢賢治研究家でもありませんので、個人的解釈などが入っている場合もあるかもしれませんが、ご容赦くださいませ。

舞台『 ケンジトシ 』概要

中村倫也と黒木華の共演は、2019年にTBSテレビ金曜ドラマ『 凪のお暇 』以来。
当初は、2020年6月5日〜7月5日にかけての公演を予定していたが、新型コロナウィルスの影響で延期となっており、2023年待望の公演となった。

ケンジトシ2020年版フライヤー(表)
ケンジトシ2020年版フライヤー(裏)

主なキャスト

  • 中村倫也(ケンジ・宮沢賢治 役)
  • 黒木華(トシ・宮沢とし 役)
  • 山崎一(イシワラ・石原莞爾 役)
  • 田中俊介(ホサカ 役)
  • 河内大和(コロス・カニ 役)
  • 野坂弘(コロス・鹿 役)
  • 依田朋子(コロス・植物 役)

ものがたり

37年の短い生涯で、今も多くの人に親しまれる作品を残した宮沢賢治。その妹で、良き理解者だったとされるトシ。2人の絆の軌跡を描いた、北村想の新作「ケンジトシ」
2人に関心を持つ「石原莞爾」と名乗る眼鏡の男(山崎一)と助手(田中俊介)、そしてトシ(黒木華)との、賢治を巡る対話を軸に進む。

ケンジトシの戯曲が掲載されている雑誌

公演情報

東京公演
  • 会場 : シアタートラム
  • 公演期間 : 2023年2月7日〜2月28日
大阪公演
  • 会場 : サンケイホールブリーゼ
  • 公演期間 : 2023年3月3日〜3月10日
中村倫也_ケンジトシ_用語解説

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この記事を書いた人

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