舞台挨拶レポート
ふざけずにはいられない最初の挨拶
役と絡めてご挨拶を、と振られた中村倫也。
劇中に出てくるアントニア猪木さん風のセリフ「元気ですかっ!」でお客さんに問いかけ。
その後「役と絡めて、今全く感情がない状態でしゃべっております」と、劇中の最後に、狐霊神となった利風に感情を食われてしまったことに掛けてご挨拶。
吉岡里帆の衣装についてどうしてもふれたい中村倫也
自分の挨拶もそこそこに、「この衣装かわいくない?」と吉岡里帆さんのタオを思わせるピンク色の衣装の話を始める中村倫也。
「一人だけやる気。海外の映画祭に着ていく格好ですよね・笑」と中村倫也がツッコむ(衣装は中村倫也はざっくりシルエットのシャツとパンツ、向井理に至ってはサンダル姿)
「ひとりだけやる気がみなぎってて恥ずかしい」と恥ずかしがりながらも「衣装もメイクも気合が入ってます。吉岡里帆です」としっかり乗っかりつつ挨拶する吉岡里帆。
ゲキ×シネ『#狐晴明九尾狩』舞台挨拶生中継付き上映に、お越しいただいた皆様ありがとうございました🦊#中村倫也 さん、#吉岡里帆 さん、#向井理 さんにご登壇いただき懐かし話をお届けしました✨
— GEKIxCINE (@gekicine) June 24, 2022
写真は舞台挨拶終了後のお三方📷明日からも上映しております!ご来場お待ちしております!急急如律令✡ pic.twitter.com/HxvZbV1LOC
2人の挨拶にツッコミたい中村倫也
吉岡里帆の挨拶で、友だちが衣裳展を見に行ってくれた話
「タオの靴がボロボロで下手説が・笑。ラン(早乙女友貴)と対で殺陣をやるシーンが多かったが、ランの靴はキレイだったらしく、力量の差が出た、と反省中」と自虐ネタを絡めた挨拶に、「やめてくれ・笑」とツッコミを入れる入れる中村倫也。
「誰だっけ・笑」と挨拶の冒頭に自分の役名を思い出せない向井理。
「役柄と絡めて難しいですね」という向井理に、間髪入れず「いいよ、ハリポッターの話で」と茶々を入れる中村倫也。
「相変わらずACTシアターにいます。来年あたりまでACTシアターにいますんで」と乗っかる向井理。
製作発表の悪夢が忘れられない中村倫也
座ってくださいと、司会の中井美穂に促される3人。
中村倫也「座ると、向井くんとの足の長さの差がすごい出る。製作発表思い出した・笑」と向井理と身長差あるのに、座ると座高の高さが同じになっちゃうデジャヴな話。
座長としてどうだった?中村倫也談
劇団☆新感線としては初座長の気負いはあった?の質問に、
気負いはないけど、高校2年生で事務所の養成所に通ってたときに、劇団☆新感線の髑髏城の七人(1997年か2000年と言っていたが多分97年かな?)のdvdを観せてもらって、こんなことやってる人がいるんだ!すごい!と、その時の感動をやる側になったのは感慨深い」
「役的に、気負ってって感じでもないし、自分の出来ること出来ないことがわかっているから、みんながのびのびやれる環境を作ればいいかな、という感じだった」と語る。
座長としてどうだった?吉岡里帆・向井理談
2人からみて座長ぶりはどうだった?の質問に、「褒める時間?」と褒めを欲しがる中村倫也。
「まだ褒めるとは決まってません・笑」と返す吉岡里帆。
「気負ってる感じもなかった。ガンガンいく座長もいるけど、(中村倫也は)みんなを見守ってる感じ。支える側の座長」と褒める向井理。
「入る前は、気楽でいい、楽しんだほうがいい、堅くならないほうがいい。と言ってたけど、誰よりも影の努力をしていてそこがすごい。信頼できる、かっこいい座長」と結局褒めちぎる吉岡里帆。
「いちばん言ってほしいことを言ってくれた!影の努力って人に言ってもらわないと・笑」と食いつく中村倫也。
「僕ら影で努力タイプだから、見せるの恥ずかしいみたいな。言ってくれてありがとう」と言う中村倫也に、向井理も頷く。
「良い後輩でした」と言ってほしいことを言った自分を自分で褒める吉岡里帆。
ちょっと真面目で結局ふざける殺陣のお話
着物を着て、二刀流で舞うように殺陣をするのがすごい。と中村倫也に話をふる中井美穂。
「着物を動かす、みたいな殺陣だった。早く動かすと絡まる。早く動かすより、ゆっくり動かすのはすごい疲れる。だからねぇ、イヤでした・笑」と真面目に話しつつ、
「着物のここが(袖の部分)絡まないように、俺のジュディーオングが・笑。女は海ですから・笑」と落とさないと気がすまない中村倫也。
吊られて顔がちっちゃくなっていく向井理とは?
劇中で空中に浮かぶ向井理に「吊られても大変じゃない?」と問う中井美穂に「吊られるって言っていいのかな。空中浮遊ね・笑」「夢がないねぇ・笑」と中村倫也と向井理で総ツッコミ。
上演中に顔が小さくなっていく俳優・向井理。
演目がすすむにつれて、衣裳がだんだんと大きくなり、向井理の顔が見えなくなってくる、という話から、吉岡里帆が「上演中に顔が小さくなっていっているんじゃないか」ってお客さまが言っているのを見た、「できるんだ、そんなこと・爆笑」の中村倫也。
利風との貴重シーンのエピソード
晴明と利風の若い頃のシーンについて、
「キュンキュンしてた」とちょっとおどけながらも、「大事なシーンだった。お前(晴明)を超えると真っ直ぐ言ってくれてうれしかった。晴明は小さい頃そんな風にみられてなかったこともあって」と真面目なお話も。
「派手なシーンも多いけど、後半になって、あのときはそういうことだったのか、って繋がっていることもある」と中村倫也。
裏でも式神が苦しめられていた!?
「好きなシーンは?」の問いに「式神の2人」を挙げた向井理。
「シーンでの絡みはないが、裏に水を飲みに来る仁さん(牛蔵)の水を隠したり、クッキーとか口の乾くものを置いてた」と好きと言いつつ、牛蔵と独特のコミュニケーションをとっていた利風に、
「裏でも俺の式神を苦しめてたんだね・笑」とツッコむ式神側の晴明。
立ち回りに苦労した吉岡里帆に茶々を入れちゃう中村倫也
殺陣が大変で、常に節々が痛かったと話す吉岡里帆に「基本的に裏はよーちゃん(吉岡里帆)の節々を冷やす冷却スプレーの匂いが充満してた」と上演エピソードを踏まえつつ、
「稽古に入る前の取材で、狐の役だから4本足で立ち回りをやりたいって言ってたよね」と吉岡里帆の稽古前と稽古後の変化について語る中村倫也。
「そんなこと言ってたの恥ずかしい。記憶から消したい」と里帆ちゃんは恥ずかしがってました。
2幕6話をいっぱい聞いたお稽古
「笑いのシーンがいちばん大事」とのいのうえひでのりさんの教えがあり、
タオが晴明さんのお墓を掘るシーンとか、弟を叱るシーンとか、いっぱい稽古してて、いのうえさんよ「2幕6話やるから」って声を稽古中にいっぱい聞いてて「あそこが2幕6話だな」ってそれだけ覚えてる中村倫也。
愛すべき浅利陽介さんのお話
「コミカルなところを稽古で多くやるから、里帆ちゃんと悪兵太が多かった。けどなぜかベテランの浅利陽介もいっぱいダメ出しあって、お前に使う時間じゃない。と浅利陽介に言った・笑」とダメ出しを受けることにダメ出ししたことを話す中村倫也。
「マチネとソワレを収録して、基本ソワレを使って、間違ったりしたらマチネを使うが、浅利陽介は同じところを2回とも間違ってカットされてた・笑」と向井理にバラされてしまう。
「頑張れば頑張るほどミスる。それが愛されるところ」と浅利陽介への愛であることを説明する中村倫也。
斯く言う2人はお稽古中「基本放置で、勝手にやっててって感じだった」そう。
愛すべき劇団員のみなさま
「ハリウッドの映画も作っている音響チームが(今回のゲキシネ狐晴明九尾狩を)やってくれてるけど、ハイウッドの人があの劇団員の妖かしを見てどう感じたのか気になりますけど・笑」と、妖かしの一団を気にかける中村倫也。
最後の挨拶も和気あいあい
最後のご挨拶で
「これから初めて見るよって方、舞台見たけど映画も見に行くよ、ってかた」と呼びかける吉岡里帆に「もう見てくれた後のお客様だからね。ハケンアニメの時もだけど、最後のあいさつミスりがちだよね」とツッコむ中村倫也。
「2人が真面目に挨拶した後だと何も言うことがなくなる。みんなが長生きしてくれれば。あと竜星を朝ドラで追っかけてください」と後輩思いぶりを発揮する中村倫也。
生中継先にもふざけちゃう中村倫也
捌ける前に、生中継先へお手振りを求められた3人。
手を降ったり動きをつけたりする吉岡里帆や向井理に比べ、静止してカメラを見るだけの中村倫也。
「動いていただけると」と中井美穂に催促されるも「全員静止画で」と他の2人にも静止画対応を求め、生中継に抗う中村倫也。
いたずらっ子ですね。
放送開始がいまかいまかと待ち遠しいドラマ『石子と羽男』のロケ地をまとめています。
更新中ですので、ぼちぼち見に来てください(^^)
ゲキ✕シネ『狐晴明九尾狩』舞台挨拶 情報
ゲキ✕シネ『狐晴明九尾狩』舞台挨拶 概要
公開初日舞台挨拶は、2022年6月24日に2回行われ、
主演の中村倫也、吉岡里帆、向井理の3人が登壇しました。
ー 1回目 ー
■場所: 新宿バルト9
■日時:2022年6月24日(金) 10時50分の回上映終了後
■内容:上映後に舞台挨拶を実施
■登壇者:中村倫也、吉岡里帆、向井理(司会:中井美穂)
ー 2回目 ー
■場所:新宿バルト9
■日時:2022年6月24日(金) 15時10分の回 上映前
■内容:上映前に舞台挨拶を実施
■登壇者:中村倫也、吉岡里帆、向井理(司会:中井美穂)
ゲキ✕シネ『狐晴明九尾狩』予告編
2022年6月24日の全国公開を前に公開された予告編。
狐晴明九尾狩の魅力がギュッと詰め込まれています。
舞台挨拶当日のSNS
GEKI×CINE 公式Twitterによる、主演の中村倫也、吉岡里帆、向井理の様子を画像つきでツイート。
3人の雰囲気の良さが、写真から伝わってきます。
ゲキ×シネ『#狐晴明九尾狩』舞台挨拶生中継付き上映に、お越しいただいた皆様ありがとうございました🦊#中村倫也 さん、#吉岡里帆 さん、#向井理 さんにご登壇いただき懐かし話をお届けしました✨
— GEKIxCINE (@gekicine) June 24, 2022
写真は舞台挨拶終了後のお三方📷明日からも上映しております!ご来場お待ちしております!急急如律令✡ pic.twitter.com/HxvZbV1LOC
中村倫也のスタイリストを務める戸倉祥仁さんのインスタ。
舞台挨拶のときの衣装は、トップス・パンツともに『ヨウジヤマモト』のもの。
舞台挨拶 2回目の様子
6月24日に、10:50上演後に行われた1回目の舞台挨拶に続き、15:10上演前に2回目の舞台挨拶が行われました。
2回目の舞台挨拶はメディアが入っていましたので、各メディアの記事をピックアップしました。
2回目も、3人が和気あいあいとお話しされていたのが印象的で、記事から十分に伝わってきます。
中村は「当時、向井っちの家にみんなで行って、あの向井理が生田のロフト付き6畳みたいな部屋に住んでいて、そこでみんなでゲームをやりましたね。そのときにバーで働いているみたいなね」としみじみと振り返った。
”中村倫也&向井理、”お互いに坊主”過去の共演回顧「ロフト付き6畳みたいな部屋に住んでいて…」”
中村が「なんかやっているの?力持ちに(顔を)ぎゅってされたりとか。等身のバランスが『キャプテン翼の世界』だよ」と指摘。向井は「子供の頃からだから…。なんとも思ったことない」と涼しげなコメントを残した。
”中村倫也、向井理に嫉妬して右肩をギュッ お茶目なやりとりにファンはクスクス”
中村は、ハードな役柄を務めた吉岡について「一生懸命動いて頑張ってセリフを言っている里帆ちゃんはいるけど、魂はどこかのベッドに行っているなっていう瞬間が。幽体離脱ってこうやるんだって思いました」と白い歯を見せて語った。
”中村倫也、ハードな”狐霊”役演じた吉岡里帆を絶賛「本当に立派な女優さん」”